コラム
2026年2月9日
上を向いて絶望しようぜ
さて、前回投票したいところがないと嘆いていた選挙ですが、終わりまして。色々と思うこともありますけれども、今日もいつもと同じように、起きて、体操をし、ラジオを聞き、食事をして、子どもを送り出し、身支度をして出て、仕事をしています。絶望しても、日々は続いて行くのです。私は私にできることを粛々とする。食事をして、睡眠をとり、健康を極力保ち、部屋を整え、仕事をして、政治の話をする。そうすることで保たれる何かもあるだろうと自分を励ましながら。
最近好きで見ているドラマ「俺たちバッドバーバーズ」の中で、「せめて上向いて絶望しようぜ」という言葉があり、そうだよな、と思った。絶望はしている。でも下を向きたいわけでも、諦めたいわけでもないのだ。上を向いていればとりあえずは生きられる。生きていることそのものが、絶望に対抗していることになると信じているのだ。生きている限り、私たちは意志を表明することができるはずだし、自分の進みたい道を進むこともできるはずなのだ。
とりあえず生きよう、生きていよう。生きている内は負けてない。私たちを傷つけたり、ないがしろにしてきた者たちに、直接一矢報いることはできなくても、私たちが生きていることが何よりもそいつらへの反旗になるのだ。だから生きるのだ。絶望しても、飯を食い糞をして、言葉を綴り、歌だって歌う。ムダなものなんて一つもない。
今が数年、数十年先の未来にとって「あれがターニングポイントだった」と言われる地点になるのかは分からない。過去を嘆いたり、後から「こうすれば良かったのに」と言うのは簡単だ。私たちは常に「今、ここ」にいる。だからこそ今をひたすらに重ねていくしかない。今私たちは何がしたいのか、ここで何ができるのか。それを常に考えながら、また今日一日を過ごしていくのです。上を向いて絶望しながら。
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